パワフル軽量!リチウムイオンバッテリー

バイクブロス

Z2にリチウムイオンバッテリーを取り付けてみました。

自分でやりたい人の最新バイク・メンテナンス

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春になり桜もチラホラして暖かくなってきたので、そろそろいいだろう、とダメになっていたZ2のバッテリーを交換する事にしました。

そもそも年間走行距離が少なく、トリクル充電器をつなぎっぱなしにしていたのも良くなかったようです。

トリクル充電器はあまり乗らないバイクにつないでおくと、適時バッテリーを充電してくれる便利なものですが、数週間程度ならまだしも半年~1年もつないでたりすると逆にバッテリーの弱体化を招いてしまいます。

たまに乗ろうとすると、毎回バッテリーが上がっているか死んでる印象。

ただでさえ冬場はほとんどバイクにのらないうえに、普段は気楽に乗れるPCXやカブ号についついひょい!っと乗ってしまいがちなんですが、たとえ乗らずともバイクはせめて週一回くらいはエンジンを動かしてやらないといけませんね。

長くのらない、というのは燃料系にもよくありません。

ガソリンは空気に触れると酸化し変質し、揮発性が高い成分からどんどん気化していくので、長く放置すると粘度が高くなりドロドロ状態になっていくそうです。

いわゆるガソリンが”腐る”状態。

燃料タンクは満タンにしておけば多少は違うようですが、それでもキャブ内にもガソリンは残っています。

バイク屋さんから聞いたのですが、近年排ガス規制が厳しくなりこれまで最初から添加されていたガソリン添加剤ついても規制で元売り各社は添加できなくなっているそうで、最近のガソリンは半年もしたらかなり劣化してしまうそうです。

半年も動かさない可能性がある場合は、早めにタンクから燃料を抜いて、さらにキャブも空っぽにしておくか、イエローハットとかオートバックスあたりで劣化防止剤(燃料添加剤)を買って入れておく必要があります。

ひと冬乗らずに放置して春になり久しぶりにエンジンをかけたりすると、排気ガスから古いペンキのような、いや~な匂いがします。

Z2も昨年、キャブが詰まってしまいオーバーホールしました。

これまで30年近く大丈夫だった燃料タンクも内側がびっくりするほど真っ赤にサビて驚きました。

長期間乗らない可能性がある時は、バッテリーを外してガソリンをタンクだけでなくキャブからも抜いておくのが無難です。

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国産バッテリーと中国製バッテリー

これまで純正GSユアサバッテリーから中国製バッテリー、台湾バッテリーといろいろ使ってみました。

通常ならバッテリーは3~4年で交換と言われてまいますが、一番ダメだったのはやっぱり中国製バッテリー。

ユアサバッテリーが11,000円前後に対し、中国製は3,000~5,000円と激安なため、安さに釣られ一度Z2とアフリカツインとCB1300SFに使ってみましたが、どれも1年前後で死亡してしまいました。

まさに安物買いの銭失いとはこのこと。

パワー感もイマイチで新品の時でさえ、Z2のセルをしばらく回していたらどんどん弱くなっていくのがわかるほどの脆弱さでした。

台湾ユアサはまあまあ。

2年持ちました。

普通に乗ってたらあと1年くらい持ったかもしれません。

安い中国製を毎年交換するという手もありますが、現時点では信頼性に乏しく突然死する恐れのある中国製バッテリーは緊急時とか一時的な使用なら良いとしても、常用となるとやっぱり信頼性のある国産製品が良いかと思います。

リチウムイオンバッテリー

というわけで今回は最近人気なリチウムイオンバッテリーを装着することにしました。

今回装着したのは岡田商事から発売されている「AZ リチウムイオンバッテリー」です。

価格は通常の鉛バッテリーの倍以上しますが、それなりにメリットはあります。

リチウムイオンバッテリーのメリット

  • 大容量コンパクトですごく軽い。重量は鉛バッテリーの50~70%くらい。
  • 耐久性が鉛バッテリーの3~5倍
  • 高出力で安定している
  • 低温でも自己放電しにくい

リチウムイオンバッテリーのデメリット

  • 価格が高い。鉛バッテリーの2倍以上
  • 過充電・過放電に弱くデリケート
  • リチウムイオン専用充電器が必要

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デメリットの価格の高さはリチウムイオンバッテリーの長寿命を考えると、コスト的には鉛バッテリーと大差ないように思います。

Z2のバッテリーは14L-A2が標準です。

14はアンペア数で、A2は端子の形状とガス抜き穴の位置になります。

Z1/Z2用のリチウムイオンバッテリーはAZの場合「ITX14AHL-FP」

実際リチウムイオンバッテリーを持ってみると、鉛バッテリーと比べ外形サイズも小さく重量はまるでおもちゃのように軽い!!

Z2みたいな古い鉄のカタマリにとっては、なかなかの軽量化に貢献しそうです。

ただしビンテージバイクでリチウムイオンバッテリーを使う場合は、ひとつ注意点があります。

リチウムイオンバッテリーは過充電と過放電に弱く、古いバイクの場合レギュレーターの性能が低く安定しないため、せっかくのバッテリーを痛めて寿命を縮めてしまう恐れがあるのです。

このZ2はメインハーネスも交換してレギュレーターをMFバッテリー対応ICギュレーターに変更しているので、とりあえず使用可能だろうと判断しています。

リチウムイオンバッテリーの取り付け

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リチウムイオンバッテリーは標準サイズより小さくコンパクトなので、Z2のバッテリーケースにそのまま入れると幅も高さも隙間が大きいため、付属のゲタを下において横幅は適当なそこらにあったスポンジゴムシートをスペーサーがわりに挟み込んでバッテリーを固定して設置完了。

まぁなんか適当と言えば適当かも(笑)

ちなみにリチウムイオンバッテリーには電圧チェッカー付いているので、いつでも簡単にバッテリーの状態をチェックできるようになっていて便利です。

セルを回してみると、噂どおりクランキングがとってもパワフル!

ギャンギャン!バウン!!と一発でエンジンが始動しました。

エンジンもこれまでより元気に回っているかんじがしますが、それはたぶん気のせいでしょう(笑)

ちなみにリチウムイオンバッテリーに交換をお考えの方で自分のバイクに対応してるか知りたい方は、バイクブロスさんあたりで調べると便利ですよ。