ススキの河内峠と伊万里トンテントン

保存版 日本の祭り百選 (TJMOOK 知恵袋BOOKS)

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10月は秋祭り全開。今年は好天続きでツーリングには最高。

今日もふらりとお散歩ツーリングにでかけました。

目的地は平戸・河内峠のススキの草原と伊万里トンテントン祭り。

河内峠のススキと伊万里トンテントン

平戸の河内峠は春はつつじ、夏は青々とした草原、そして秋はススキと雄大な自然が楽しめます。

真っ青な空ときれいな海に挟まれて平戸橋をアフリカツインでズコズコ~と渡っていると、まっすぐ走っていてもバイクが斜めになってしまうほど風が強く思ったより寒い!

出発する時、あまりにも天気が良いので、そんなに寒くないだろうと普段着で来てしまったんですがやっぱり秋半ば、けっこう寒い。

革ジャン着てくるべきだったかなぁ?と少し後悔。

10月最後の日曜日は各地でお祭りやイベントが多数開催されているせいか、河内峠はほとんど観光客もいなくてガラガラでしたが、おかげで雲ひとつない青空の下、一面に広がるススキの草原をじっくり楽しむ事ができました。

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河内峠、一面に広がるススキの草原

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肌寒い風が吹く中で、こんなススキの原をとことこ走ると「ああ秋だなぁ」としみじみして思わず詩人になってしまいそう。

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駐車場にバイクを停めて小高い丘を登ってみることに。

風がびゅうびゅうと吹き、ススキが大きく揺れて波のようになっていました。

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丘の上は360度の展望が望め、生月から五島列島までとってもきれいな平戸の海が一望できます。

美しい風景を眺めながら、ポケットに忍ばせていた缶コーヒーを取り出しました。

ちょっとぬるくなってしまってたけど、天気はいいしムードは最高、コーヒーがうまい。

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ススキはピークを少し過ぎたあたりかな?というかんじでしたが、それでもなかなかの風情。

冬になると野焼きがあるそうなので、タイミングが合うならまたそれも見てみたいもんです。

河内峠には駐車場は3つあり、その2つ目の駐車場でワゴン車の家族連れらしき方が4~5人でキャンプをしていました。

1時間ほど歩き回って時計を見ると15時半。

少しのんびりしすぎたなぁと思いつつ次の目的地、伊万里へ向かうことに。

強風でまたも斜めになりながら平戸橋を渡り、国道204号を田平・松浦方面へ左折。

今日はここ松浦でも「松浦水軍祭り」が開催されているらしくて、寄ってみたかったんですが、あいにく時間がなくパス。

松浦水軍は戦国時代に活躍した武士集団「松浦党」の事で、松浦一帯を治め壇ノ浦の戦いでは源氏に付き勝利に大きく貢献し、蒙古軍とも戦ったそうです。

そんな松浦水軍ゆかりの人物の名前が、それぞれ伊万里、有田、波多など地名にもなっているようなんですが、あまり詳しくないので確かじゃありません。

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強風吹くなか海沿いの国道を伊万里方面へ。

海は強風で白波が立っていてました。

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1時間ほど走り伊万里駅付近へ到着。

時刻は16:30を回っていて、少し陽が傾きかけていて気温も下がりはじめていました。

トンテントン祭りは日本三大喧嘩祭りのひとつとして有名で、実際見るのは生まれて初めて。

じゃまにならなそうなところにバイクを停め、少しワクワクしながら車両通行止めになっている祭り会場へと向かいました。

とことこ歩いていると、アジア系の外国人が多いのに気づきました。

伊万里は焼き物で有名なんですが、SUMCOや名村造船所などけっこう大きな企業の工場があったりしますし、その関係かもしれません。

みんな自転車に乗っていて、その荷台にはパニアケースが付いているのが印象的でした。

トンテントン祭りのクライマックス『川落とし』

今日は3日間行われるトンテントン祭りの最終日。

フィナーレを飾る「川落とし」が見どころです。

※下に動画を貼っています。

この川落し、以前死亡事故が起きてしまったことで長らく取りやめになっていたと聞いていましたが、ルールや模擬合戦をすることで安全面を強化して再開されることになったようです。

「伊万里トンテントン祭り」は日本三大喧嘩祭りとして有名で、現在では伊萬里神社として合祀されている、五穀豊穣を祈願する香橘(こうきつ)神社と豊漁を祈願する戸渡嶋(ととしま)神社の祭礼争いが起源だとか、日清戦争勝利記念として始まったとか諸説あるそうです。

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伊万里川にかかった橋に沿って屋台が立ち並びたくさんの人が溢れていて、勇壮な伊万里太鼓の音が響き渡りお祭りムードが盛り上がってました。

テキ屋さんでうまそうな鳥のから揚げを買い、ぶらぶらと川落としが見える場所へ移動。

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川落としがある対岸にはカメラを構えた人たちがずらりと並んでいて、僕も場所を探しましたが、運よくちょうど真正面に陣取り事ができました。

そこらの人に祭りについて聞いてみると、川落としは団車(だんじり)と荒神輿(あらみこし)をぶつけ合い川に落として、団車が先に引き上げられた場合は来年は豊漁となり、荒神輿が先に引き上げられたら豊作になるという祈願祭だそうで、その時の太鼓や鐘を打ち鳴らす音が「トンテントン」というリズムで聴こえるのでトンテントン祭りというようになった、と教えてくれました。

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めちゃウマの「中津から揚げ」を頬張りながら開始を待ちます。

川落としは18時からになってましたが、まだ30分ほどあります。

それまでドドドン!ドドドン!と伊万里太鼓の演奏があり、これがなかなか聴き応えのある太鼓でした。

予定時刻になると威勢のいい掛け声とともに長い行列で四体の神輿がやってきました。

撮影はiPhone6を手持ち、しかもズームで撮影したのでピントが合ってなくてアレですが、ムードだけでもどうぞ。

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大きくて立派な神輿はほどなくして帰ってしまったので、どうやら両側の小さい神輿が川に落とされる模様。

長々と放置され、待つこと30分ほどでやっと団車と荒神輿ががちっと組み合わされると、景気のいい掛け声とともに団車(左側)がひっくり返されました。

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ものの1分ほど。

ここまでくるのに30分は長い!

そしてまた30分ほど放置。さすがに足が痛くなってしまいました。

見物客からは

「はよせんや!!!動けさ~コラ~!!」とおっさんの怒りの罵声が!!

さすが伊万里っ子、威勢がいい!もっと言ってくれ!

きっと街くたびれた観客の心の声が形となったのでしょう。

そしてもうすぐ19時となった時、いきなりその時は訪れました。

トンテントンと太鼓や掛け声とともにいきなり始まり、先ほどと同じように組み合わされたふたつの神輿は、勢いよく伊万里川へ落ちていき観客も大盛り上がり!

何人か川に落ち、両軍一斉に神輿を引き上げにかかり、先に上がったのは荒神輿!

ということは来年は豊作が期待できると行くことでしょうか。

ほんの数分でしたが、観客は長く待たされ不満が蓄積されていたにも関わらず、けっこうな盛り上がりを見せ、なかなかのものでした。

来年はぜひ街中で繰り広げられるという合戦も見物したいですね。

そうそう、折り畳みの椅子も忘れずに(笑)

川落としが終わるとすぐにドカンドカンと花火が打ちあがりはじめ、その音を聞きながら帰宅の途に着いたのでありました。

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