1万3千キロをクラッシックカーで突っ走る!北京~パリ・モーターチャレンジ2016

砂塵を巻き上げながら颯爽と荒野を走り抜けていくクラッシックカーの一群。

なんとワイルドで、なんとかっこいいことか!

大陸横断ラリー in 1907―北京~パリ 限界を越えた1万マイル

大陸横断ラリー in 1907―北京~パリ 限界を越えた1万マイル

北京~パリ・モーターチャレンジはもともと1907年に、当時フランスの新聞の企画として開催された「北京・パリ大陸横断ラリー」が原点だそうです。

当時は62日間もの大冒険だったそうで、これにより当時は故障が多く実用的でないと思われていた自動車への評価が大きく変わったと言われています。

第二回の開催はそれから90年後の1997年、第三回は100周年記念の2007年に開催されました。

第四回は2010年、第五回は2013年、そして今年2016年は第六回の開催となりました。

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北京ーパリ・モーターチャレンジ2016

今年は6月21日から7月17日の36日間。

参加車両は115台。

今年のコースは北京を出発し、モンゴル→ロシア→ベラルーシ→ポーランド→スロバキア→ハンガリー→スロベニア→イタリア→スイス→フランスの総距離13,695キロの大冒険旅行です。

コースには舗装路だけでなくゴビ砂漠や橋のない川を超えたり、日本では博物館に飾ってあるような貴重なクラッシックカーが砂塵をまきあげながら泥だらけで颯爽と走る姿は、まるで映画の一場面を見ているかのようです。

距離もさることながらそこを走破する車たちは、古いものではなんと100年も前の車だったりするので、スピードこそ出ないものの違う意味で過酷なラリーだと思います。

このラリーは優勝しても賞金は一切無くてシャンパンだけ。

パリまで無事完走したそのこと自体が一番の名誉なのでしょう。

今年のビンテージ・クラスの覇者は1929年式クライスラー75ロードスターを駆るオーストラリアとニュージーランドのチーム。

クラッシックカー・クラスはダットサン240Z。

ビンテージとクラッシックって違うカテゴリーになるんですね。

同じかと思ってました。

photo by:www.peking-paris.net

以前、NHKの「ワンダー×ワンダー」という番組でこのラリーを特集したことがあり、たまたま見てこのラリーの存在を知ったのですが、砂塵を巻き上げて荒野を走るビンテージカーのカッコよさと、こんな車たちがこんなところを走ってもいいんだ!と日本では考えられない行為に衝撃を受けたのを覚えています。

出場者は会社の経営者から主婦まで実に様々。

ヨーロッパにはこういうスケールの大きな冒険をする人たちが多いように思います。

僕が昔オーストラリアをバイクで旅したとき、やはりイギリスやらフランス、ドイツあたりから陸路でやってきたぜ!というライダーと何人も出会いました。

しかも恋人や奥さんと二人乗りだったり、一家全員だったりとなんとも凄い。

おそらく彼らにとってこういう冒険旅行は、日本人の僕らが考えるより身近なことなのかもしれません。

僕はビンテージカーにはまったく疎くて車種や車名はさっぱりなんですが、現代にないそのデザインにはとっても心惹かれるものがあります。

また日本では乗らずに大事に飾ってたりしてそうな車を、こんな風に砂漠だろうが平気で走らせてしまう欧米人の冒険心とその自動車文化をなんだか羨ましい、と思ってしまいました。

「ワンダー×ワンダー」ではレースの途中、立ち寄った小さな村の町工場を借りて、壊れた足回りを自分で部品を作って修理してました。

部品交換でさえおぼつかない僕など、部品そのものを手造りで作ってしまうというそのエンスーぶりには尊敬の念と憧れをかんじてしまいます。

そういえば第四回では車だけでなく、ビンテージバイクのサイドカーも出場していました。

確かアメリカ人実業家でけっこう年配のおじさんでした。

記録を見ると「F.N Motorcycle」と記してあり、排気量は750ccで年式は1922年。

初めて聞きましたが、F.Nというのはどうやらベルギー製のオートバイのようです。

F.N Motorcycle

今回は5台のダットサン240Z(国内名はフェアレディ240Z)が出場していて、そのうち1台がクラッシックカー・カテゴリーで1位でした。

240Zは僕のZ2とほぼ同じくらいの年代です。

ちなみに前回2013年のラリーでは2組の日本チームが出場していて、1組はベントレー、もう1組はフェアレディ240Zで出場されていたようです。

また日本チームではありませんが、トヨタのランドクルーザーFJ40も出場してまいす。

余談ですが240Zと言えば僕のイメージは湾岸最速の「悪魔のZ」

なので240Zがクラッシックカーと言われてもなんだかピンこないです。

それはきっと同年代のZ2に乗ってるからというだけでなく、240Zが「湾岸ミッドナイト」で首都高をオーバー300キロで走りまわっているせいでしょう。

それにしてもこれだけの名車に囲まれて日本車が出場しているのは、ある意味感慨深いものでもあります。

それにしてもある意味こんな贅沢なラリーに出場できる人たちって、どんだけ幸せな人たちなんでしょうか。

腕にまったく自信は無いけれど、僕も出られるもんなら出てみたい!!

どなたか車と資金をたんまり出してくれませんかね~?(笑)

ERA-The Endurance Rlly Associationのホームページを見ると「北京~パリ」だけでなく、南米やヒマラヤ、アフリカなど世界中至る所でクラッシックカーのラリーが予定されているおうです。

機会があったらぜひ参加・・いや、見に行ってみたいもんですね。

【ERA】The Endurance Rally Association