Z2、公認取得でちょっとそこまで。

バイクブロス

先日、無事に構造変更の車検が無事通って、東京から帰ってきたZ2をBAS福岡デポに受け取りに行ってきました。

バイク輸送のBAS福岡に着いたのは夕方5時半頃でした。

BASの事務所の前には状態のいいピカピカのヨンフォア(CB400F)載せた軽トラがいて、その隣でZ2の積み込み開始。

僕がBASのスタッフに手伝ってもらい、軽トラの荷台めがけてZ2をせえのぉ!と勢いよく押して積み込もうとしたら、いきなり足場板がガチャン!とズレて僕は棒立ち状態に!

Z2は軽トラの荷台にフロントだけ載った状態で身動き取れなくなってしまいました。

もう少し傾くと横倒しで落ちてしまいそうになってしまいました。

「うぉおおおお~~~!!このままではひっくり反ってしまうぅぅ!!神様ホトケさまぁ!!」

と真っ青になって最悪の事態を想像したその瞬間、隣のヨンフォアの方がスパッ!と素早く駆け寄ってきて、BASスタッフと二人でグイっと押してくれ難を逃れることができました。

おかげでZ2を落とすことなく荷台に載せる事ができて、心底ほっとしました。

「ありがとうございます!」

「いえいえ」

せっかく車検を取ったのに、ここで落下させていたら再び長期入院を余儀なくされるとこでした。

ヨンフォアさん、本当にありがとうございました!

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ヨンフォアさんのお名前は聞かずじまいだったんですが、長崎市内の方で、このヨンフォアはノンレストアの当時ものらしく、

「ずっと探してて、今回やっと見つけたですよ」

とても嬉しそうな笑顔が印象的でした。

Z2にしろヨンフォアにしろ、時が経つに連れ状態のいいものがどんどん少なくなるのはしょうがない事で、こんなふうに未レストア車にもかかわらずいい状態の旧車を見つけるのは、根気強さとかなりの強運がある方のようです。

夕暮れどきに輝くヨンフォアは、ノンレストア思えないほどピカピカの美しい車体でした。

「またお会いすることがあったら、一緒に走りましょう!」

そう約束して、ヨンフォアさんと別れBAS福岡を出発、暗い夜道を途中ざあざあと雨に降られて帰宅したのは夜9時半過ぎでございました。

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『夕陽が丘そとめ』はバイク乗りの憩いの場

このZ2に乗るのは実に1年数か月ぶり!

さっそく天気がいい日を見計らってちょっとそこらを走ってみることにしました。

今回は構造変更車検を受けるにあたって、UENO R&Dさんでキャブだけでなくフロントフォークのオーバーホールなんかも行ってもらってます。

セルを回すとグォン!ゴゴゴゴ~ヒュルル~っと久しぶりのZサウンド。

少し暖気をしてさっそく国道へ出てみると、まっすぐ走る!しかも軽い(笑)

カーブもビタ!っと曲がっていくではないですか!

何を当たり前のことをと笑われそうですが、今の足回りにしてかれこれもう13年ほど。

フロントフォークのオーバーホールはその時以来なので、この変わりようにはちょっと驚きました。

「こりゃぁちょっと遠くに行きたくなるな~」

とけっこう嬉しくなってしまいました。

足回りのメンテはほんと大事ですよ!

ちょいと近所をぐるりと走るだけのつもりが、なんだか面白くなってしまったので、海沿いのワインディングが気持いい西海市外海町の道の駅「夕陽が丘そとめ」へ向かうことにしました。

景色も美しく、滑らかなカーブが続いていてなかなかおすすめのコースです。

西海橋を過ぎて小迎の交差点から右折、しばらく走って信号のある四差路から左折、大島方面へ向かいます。

これまでカーブに入るタイミングを少し間違えると、フロントがふらついて

「お~っとっと、すっとこどっこい!」

とヘタクソな僕は曲がり切れず大回りすることもありましたが、それがビタ~!と気持ちよく曲がっていくという、まったく当たり前ことにすごい感動(笑)

ただ今回改造車検にあたり、リアスプロケをUENO R&Dさん手作りのものから、強度計算書がいらない既製品へ付け替えており、丁数がひとつ少なくなっています。

そのため加速のパンチが若干落ちて滑らかになっていました。

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でもそのぶん中低速がぐ~んと伸びるようになり、速度のつながりが良くなったぶん乗りやすくなったようです。

しかし以前のドバッ~!と加速するかんじも捨てがたい!

何かをちょっと変えると大きく変わる、こういうのも古いバイクの楽しみ方のひとつですよね。

外海のきれいな海岸線のワインディングを気持ちよく走り、やがて道の駅「夕陽が丘そとめ」へ到着。

ここはよくバイク乗りが休憩しているところで、今日もR1200GSと若いカップルのW650、シブいショベルヘッドのカスタムハーレー、そしてレストアしたばかりという、まるで新車のようにぴっかぴか!のCB750K0など数台のバイクが休憩に立ち寄ってました。

そのバイク乗りのみなさんと、夕暮れ近くまでバイクの話で盛り上がりました。

R1200GSの方は、今度Z1も買ったんですよ、と嬉しそうに写真を見せてくれましたが、いま買うといったいいくらくらいするものなんでしょうか。

ピカピカのCB75K0は山梨の専門ショップがあるらしく、そこでレストアしたもので、なんと350万円!びっくりしました。

ノーマルが好きな正統派の方で、子育ても終わり自由になったので思い切って購入されたそうです。

その方は僕のZ2を見ながら最後まで

「あ~、もったいないもったいない」

「自分だったら絶対ノーマルに戻すなぁ!」

としきりに残念そうな顔をされていました。

いやぁ~お恥ずかしい(^o^;;

でもその気持ちはわかります。

僕も今、完璧にレストアされたそのCB750K0みたいなZ2を買ってたら、絶対改造なんてしません!ほんともったいない(笑)

みんなそれぞれこだわりを持った素敵な方々で、とっても楽しいひとときでした。

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僕のZ2はツーリングバイクなので、カスタムは耐久性と乗りやすさ、それとパーツの調達しやすさにポイントを置いています。

前後足回りはカワサキ他車の純正パーツの組み合わせですし、エンジンは1000ccにスケールアップしていますが、Z1のシリンダーを使っているのでスリーブをわずかにボーリングしたのみで耐久性はノーマルとほとんど変わりません。

エンジンをいじってもう20年くらいになりますが、まだ一回もトラブル無しです。

クランクは定番のZ1000ですがハイカムも入っておらず、FCRキャブにはスポンジ状のRAMAIR(ラムエアー) のエアークリーナーを付けています。

ラムエアはFCRとかキャブを替えていても、ファンネルにかぶせるだけなので簡単でいいですね。

FCRのファンネルむき出しはかっこいいんですが、レース車両じゃないのでホコリを吸ってしまうとキャブやエンジンにダメージを受けるので、ツーリングメインのカスタムバイクではエアークリーナーは必須です。

このZ2はビンテージバイクとしての価値はありませんが、長い付き合いの中、今後もすこしづつ変わっていくかも知れません。

公認車検も取り、足回りもニューリアルして快適なツーリングマシンへとまた一歩近づいたZ2。

さてさて、次はどこ行こうかな?

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