Kawasaki Ninja H2R
まずは今年9月に発表された、998ccエンジンに川崎重工業製スーパーチャージャーを搭載し300psを叩きだす、まさにスーパーモンスター!H2R
by Kawasaki
正面から見ると、眉間にシワを寄せた渋めのガンダムみたいな面構え。今にもトランスフォームしそうで、性能だけでなくスタイルもヤバい!
カワサキが本気を出した!?メーカー純正のまさにモンスターマシンです。
この過給機付きバイクは1980年代に国内メーカー各社からそれぞれ発売されたことがあります。
「ホンダCX500&650ターボ」「スズキXN85」「ヤマハXJ650ターボ」「カワサキGPZ750ターボ」
もう三十年も前になりますが、当時はバイクブームだったせいもありものすごく話題になりました。
しかしターボ・バイクは様々な理由から一般化せず、それ以来カスタムショップや個人が制作したカスタムバイクくらいでしか見かけることはありませんでした。
当時有名だったとあるチューニングカーショップのメカをやっていた友人が、「ターボやスーパーチャージャーなどの過給機はパワーの出方が爆発的で、またターボの場合ターボが効きだすまでにタイムラグがあるのでアクセルコントロールが非常に難しく、バイクでターボの本気パワーを出したらとてもじゃないが人が操れるレベルじゃないよ」と言ってた事を思い出しました。
あれから三十数年の技術革新の時をへて、再度誕生したスーパーチャージャーのH2Rにはとても感慨深いものがあります。
車で言えば、日産からGT-Rが発売された時のような衝撃力です。
カワサキ Ninja H2R 鈴鹿サーキットデモ走行ダイジェスト KAWASAKI NINJA H2R DEMONSTRATION RUN IN SUZUKA CIRCUIT
このH2Rの公道バージョンはH2で200psに抑えられているそうですが、それでも200ps!鏡面加工を施されたボディが美しいです。
スーパーチャージャー付きマシン、いったいどんな乗り味なのか発売されるのが楽しみですね。
2015 Ninja H2 Promotion Video
2015年モデル Ninja H2/Rの発売情報! MSLゼファー
2015年モデルH2R(US仕様)サーキットモデル(公道走行不可)
2015年3月頃入荷予定だそうで、予定価格は6,000,000円~
レーサーには疎いんですが、この値段は相応なものなんでしょうか?個人的には性能だけでなく価格も衝撃的です。
一般公道仕様のNinja H2の価格が気になるところですが、やっぱり相当なもんなんでしょうねぇ。
カワサキH2R公式HP
※スズキもモーターショーで「Recursion(リカージョン)」というターボマシンを出展していましたが、こちらの動向も気になるところです。
MAGPUL ” RONIN”
Photo:Magpul
「RONIN」・・・浪人、これは日本人にはなじみ深いネーミングです。
このネーミングは忠臣蔵へのオマージュとしてつけられたそうで、製作台数は1セット47台限定。
47台の一台一台それぞれに、赤穂浪士47人の名前が付けられています。
ベース車両は米ハーレーダビッドソンで製造販売されていた「Buell」
ハーレーダビッドソンでBuellの製造販売が突然中止された事を受け、アメリカの火器メーカーであるMagpul社のバイク乗りたちが「Buell1125R」を大量に買い付け制作にあたったそうです。
Ronin Motorworks from Ronin Motorworks on Vimeo.
ワイルドなかなりムードがあるマシンに仕上がっていますね。
Harley-Davidson PROJECT LIVEWIRE
この夏、米ハーレーダビッドソン社が同社初となる電動バイクを発表しています。
Project LiveWire Experience Tour — NYC Stop
ハーレーと言えば独特のサウンドを奏でるVツイン・エンジンとこだわりと伝統のビッグなアメリカンスタイル、というのが印象強くそれが「え?電動バイク?!」とびっくりしました。
電動バイクということで、サウンドもまるでSFに出てくる乗り物のようなモーター音。
デザインは先進的でありながら、どこかハーレーらしさをかんじるスタイルです。
電動ということで航続距離や充電時間等が気になるところですが、ぜひ市販化に期待したいですね。
【試乗記】電気で走る鉄の馬! ハーレーダビッドソン「ライブワイヤー」(ビデオ付)
by autoblog
話題の3台をご紹介しましたが、どれも機会があれば一度は乗ってみたいマシンたちです。
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