11月も半ば、急速に寒さが増してきました。
九州地方も昼間はそこそこ温かくても15時を回ると気温が下がり、5時を過ぎるころにはほぼ陽も落ちて暗くなるとにさらに寒さ倍増!
冬でもバイクに乗るぜ!と息巻いていても、いざ外に出ると、
「・・・やっぱやめとこ。こたつ最強」
なんてかんじで猫と一緒に丸くなるのが関の山です。
それでも中には仕事などで、否が応でもバイクに乗らないといけない人もいらっしゃる事でしょう。
私の知り合いにもわざわざ雪が積もるような時を選んで、キャンプ道具を積みヒャッハー!と出かけていく人がいます。きっとどこか頭の配線がおかしいのでしょう。
そこでそんな修行僧のような冬ライダーのみなさんに、さっぶい冬でもバイクを快適に楽しむためのをグッズをご紹介します。
冬のツーリング、寒さ対策グッズ
今回はハンドルまわり。
冬場はどんないいグローブをしていても、長時間のライディングでは指先が冷たくなってしまいがち。
それなりにいいグローブもありますが、お値段もかなり高め。
そんな時はハンドルカバーとグリップヒーターが大活躍です。
はんどるかばぁだぁ!ダッセー!かっこわりい!な~んてそう思いかもしれませんが、一度使ったらやめられない快適さですよ!
なにせ真冬でも近場ならグローブ要らない温かさなんですから。
たくさんある中で、今回は私も使っているものを紹介します。
コミネ KOMINE ネオプレーン ハンドルウォーマー ブラック/オレンジ フリー 09-021
素材はネオプレーン。ダイビングのウェットスーツ生地でおなじみの保温性と防水性が高い生地です。
コンパクトなサイズで伸縮性があり、腕にぴったりフィットするため手首周辺からの冷たい風の侵入を防いでくれます。
また親指の部分はウインカーなどのスイッチ類を操作しやすいような形になっています。
うちのCX150にも装着していますが、コンパクトでフィット性が高いので、最初は手の出し入れにコツが要ります。手の大きな人はちょっと使いにくく感じるかも知れませんが、慣れてしまえば快適さの方が上回ります。
また通常のハンドルカバーは重さがあるのでベルトなどでバックミラーのアームに固定するようになってたりしますが、このコミネ KOMINE ネオプレーン ハンドルウォーマーは軽いのでその必要はありません。
またグリップヒーターを装着した場合、カバー内部の空間が狭い分、保温力も高まるという利点が。
価格も定価2,700円とかなり安いわりには生地は厚くしっかりした造り。デザインも悪くないのでなかなかお勧めです。
カラーは黒をベースに7色。コンパクトですしどんなスクーターから大型バイクまでどんな車種にも合わせやすいかと思います。
ちなみにウチではカブ90に取り付けてます。
手軽でお安く扱いやすいです。
ラフ&ロード 防寒 防風 エアロ ハンドウォーマー カーボン RR5918
こちらは大柄なタイプで手の出し入れもしやすく内部も広めで余裕があるので、グローブをしていても使いやすいです。
大きなぶん重さもあるのでベルトでミラーのステー部分に固定するようになっています。
カラーはブラックのみで、カーボンとマットレザーの2種類があります。
どちらかというと大型バイクに合いそうなサイズとデザインですが、手の出し入れがしやすいので仕事などで使うバイクにもいいかも知れません。
ウチではこのラフ&ロード 防寒 防風 エアロ ハンドウォーマーはアフリカツインに装着してますが、ハンドルバーの取り付け部分のカバーがいまいちフィットせず隙間になりやすいんですが、これは車種によるかと思います。
ですがそれでも余裕があるぶん、長時間のライディングにはとっても使いやすくとっても快適です。
定価は7,524円。
ラフ&ロード コンパクトハンドウォーマーEX
これは持ってないんですが、ちょっと気になってます。見た目はスキー用のグローブっぽいですね。
ハンドルカバーをグローブっぽくしたかんじですね。これでしたら車種問わずいろんなバイクに付けてもおかしくなさそうです。
また指の部分はレバーに固定できるようになっているので、冷たい金属レバーに直接触れずに操作できるようになっています。
このラフ&ロード コンパクトハンドウォーマーは他のハンドルカバーと違い、グローブに近い形ですので先端が薄くなってる分、保温性はどの程度なのか気になるところですが、街乗り程度だったらいちいちグローブを持ち歩かなくていいぶんかなり使い勝手が良さげですね。
これつけて駐車してると、なんか手袋がくっついているみたいでウケそうです(笑)
カラーはブラックをベースに7色、定価は3,800円です。
デイトナ(DAYTONA) ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn 79043
PCX150にグリップ交換タイプ装着していますが、これめちゃめちゃ温かいですよ!
ハンドルカバーと併用したらグローブ要らないとじゃないかと思えるほどで、冬場のライディングが相当快適になります。
グリップを交換するタイプと、グリップに巻き付けるタイプがありますが、街乗り程度ならお手軽な巻き付けタイプで十分だと思います。
しかし長距離や乗る頻度が高い方はやっぱりずれ難くて操作しやすい グリップを交換するタイプがお勧めです。
種類は少ないですが車種別キットもあります。
ただし気を付けなければいけないのは排気量の小さい原付バイクなど、バッテリーがすぐ上がってしまう可能性があります。専用キットがある場合はそちらを使うか、バイク屋さんに相談してから購入しましょう。
装着するバイクは、ある程度発電容量の大きな中型以上がいいと思います。
うちのPCX150はぎりぎりOKでしたが、バッテリーに直結してるためHOTGRIPのスイッチを切り忘れて何度かバッテリーが上がってしまいました。
配線はバッテリー直結せずエンジンキーに連動させた方が無難です。
そして当然ですが、オフロードバイクによくあるバッテリーレスの車種には取り付けできません。
種類と価定価
グリップ交換タイプ 定価7,500円(税別)
デイトナ(DAYTONA) ホットグリップ スタンダードタイプ(全長125mm)/エンド貫通 76992:(バーエンドにバランサーを付けるタイプ)
デイトナ(DAYTONA) ホットグリップ ショートタイプ(全長115mm)/エンド非貫通 76993(バランサーがないタイプ用。スクーターなど)
車種別キットは各8,000円
PCX125、PCX150、FORZA Si、FORZA、MAJESTY、MAXAM、SKYWAVE250、LEAD125、Dio110、スーパーカブ110FIと50FI、シグナスX125/SR、アクシスストリート、BW’S125、アドレスV125、KLX125など。
グリップに巻き付けるタイプ 定価5,400円(税別)
デイトナ(DAYTONA) ホットグリップ 巻きタイプEASY [全長105mm] 91604
デイトナ(DAYTONA) ホットグリップ ショートタイプ(全長115mm)/エンド貫通 76991
冬こそバイク!というけっこうハードなこだわりをお持ちの方は是非、このハンドルカバー+グリップヒーターを試してみて下さい。
ほんとお勧めです。
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