まさかのバトルスーツ推奨か?アクサ・バイク保険がハーレー買った人を対象にプロテクター配布。いずれは義務化を目指す。
ラフ&ロード ボディー プロテクターベスト ブラック ブラック L RR10061
官民で着用を広げる…警視庁プロテクター普及推進隊
ヘルメットの次はプロテクター装着を――。全国の警察でライダーのプロテクター着用を促す運動が展開されている。その先駆けである警視庁は官民共同で2年前に「プロテクター普及推進隊」を結成した。
これからハーレー買おうかな、と思ってる方はアクサのバイク保険で決まりですね。
でもプロテクター付けたハーレー乗りって、なんかイメージ浮かばない。
バトルスーツ
カプロテクタースーツの元祖といえば、思い出されるのがカドヤのバトルスーツ。
発売されてからもう24年にもなるという、隠れたロングセラーです。
発売当時に初めてバイク雑誌で見た時は、まるでマッドマックスのようなその迫力に超ぶっ飛びました。
一応Z2乗りとしては、これはぜひ手に入れたいアイテム!
バトルスーツの迫力があれば、ツーリング中に新型GSX-Rや新型CBRやら、なんだかわからないけどメチャメチャ速そうな新型バイクに追い回され、軽くちぎられるトラブルを避けられるかも!?
当時は「あいつとララバイ」の影響なのか、Z2で普通に走っていてもバトルを挑まれるという困った風潮がありました。
「よ~し!買うぞ!買ってやる!!ナァァイトライダァァァ~!!」
ライディング・テクと根性の無さを見た目でパワーアップ!ということでカドヤ本店に赴きさっそく試着。
店員さんに聞きながら、バトルスーツのジャケットを着て意気揚々と鏡の前に立った瞬間、
その異様なまでのコスプレ感に、ココロの奥底からもりもり湧き出す羞恥心!!
ジャケットだけでこの存在感だと、全身バトルスーツにしたらいったいどうなるのだ!?
バトルスーツはかっこいいのだけれど、僕じゃない感がハンパない!
なんだかインディージョーンズを見に映画館に行ったら、インディ役のハリソン・フォードと同じかっこうをした人を見てしまった時のような、ついつい目を反らしてしまうあの感覚。
しかもパンツやら各種プロテクターなどフル装備でそろえると、20万円を軽々と超えちょっとした中古バイクが買えてしまいそうなお値段に、早々に出鼻をくじかれた僕は、来た時の荒い鼻息はどこへやら、すごすごとカドヤさんを後にしたのでありました。
バトルスーツを着こなすには、何よりも周囲の視線をものともしない鉄壁ハートと、他を圧倒する分厚いツラの皮とお財布パワーが必要なのでありました。
まずはコミケで北斗の拳のコスプレデビューだ!
車と正面衝突
バイクの中免を取得して1年半くらいのとき、当時乗っていたTL125イーハトーブでツーリング中に、狭い峠道の右カーブで乗用車と衝突したことあります。
狭いカーブだったこともあり、お互い大したスピードは出ていなかったとは思うんですが、それでも僕は乗用車を飛び越え後方へ吹っ飛んでしまいました。
衝突時に僕の右膝が乗用車の右ヘッドライトを直撃し、相手の乗用車のヘッドライトまわりがぐちゃぐちゃ!
ぶつかる瞬間になんとか真正面からの衝突はかわせたものの、バイクの車体右側にハジくように当たったため、エキパイがへこみエンジンフィンが一部折れていました。
この時たまたまヒザにプラスチックのプロテクターが内蔵されたモトクロス用のパンツをはいていたんですが、そのおかげで骨折するという事態は免れました。
車のフロントがかなりぐちゃぐちゃになったのとは対照的に、僕のケガはヒザの打撲と転んだ時の擦り傷程度。
その日1日は猛烈な痛みで膝が曲がらなかったんですがそのままツーリングを続行、キックスタートなのでTL125のエンジンをかけるのに一苦労した記憶があります。
とはいえ結局は病院も行かずシップ貼ってハイ終わりという、今考えると相当無茶です。
あああ、若くてイケメンでタフでモテモテだったあの頃。
※注 美化済
たまたま運が良かっただけとはいえ、プロテクターの効果を痛感した瞬間でもありました。
バイク用プロテクター
転倒前提のオフロードバイクなら、プロテクターを付けて乗ってもそんな違和感はありませんが、転倒したくない前提のオンロードだと少々大げさにかんじるものです。
だけど事故にあった時のダメージは、オフロードより公道の方がはるかに危険度が高いのは周知の事実。
ウミネコ(Umineko) UM-PVC-UPPER-BODY-ARMER-02 【L】
バトルスーツにも負けない、まるでSF映画に出てくるようなプロテクター。
子供にウケそうです。
コミネ(Komine) SK-693 CE ARMORED TOP INNERWEAR M 04-693
こっちはインナータイプ。
胸と脊椎もプロテクトされていて、秋冬のライディングにはよさそうです。
強力ステンレス鋼 安心・安全 プロテクター ニー パッド & エルボー のセット
バット持った相手とも戦えそうな、金属プレートが付いたプロテクター。
プロテクターは実に多種多様なタイプがあり、見た目のわりには安価なものからそれなりに高価なものまでたくさんあります。
バイクだけでなく、自転車競技やスキーやスノボ、スケボーなどでも使えると思えば1セットくらい持っててもいいかもです。
エアバック・タイプ
最近ではエアバック式のプロテクターも人気です。
エアバックなので、首も守ってくれます。
無限電光『hit-air』シリーズ
hit-air(無限電光) エアーバッグベスト MLV-RC エアバッグチューブ ポリウレタン ブラック L(Midium M~2L対応) [HTRC2.2]
他にもエアーバック内蔵タイプのジャケットやベストなどがあり、メッシュから防水までタイプもカラーもバリエーションが豊富なのがすっごい魅力です。
もちろん女性用や子供用だってあります。
ベスト型は白バイ隊員も着用しているそうで、信頼性は折り紙つき。
無限電光
ハーネス型のエアバックだと、いま持ってるジャケットの上から着られるし夏でも着れそうです。
ただいくらプロテクターで身を固めても、転び方次第ではケガの大きさが変わります。
合気道みたいな柔術系の武道を嗜んで、日ごろからきっちり受け身を練習しておくとか、パルクールとかフリーランニングでビルの谷間を飛び回るとかやってると少しは違うかもです。
運動不足解消にもなるし。
ただ無理に義務化すると「めんどくさー!」とバイク乗る人また減りそうなのが気がかり。
コメント