お正月は九州北部でも小雨にときおり小雪が舞う寒さでした。
しかしそんな中、ツーリングのバイクがたくさん走っていました。
みなさんタフですね~。
3日の今日はわりと晴れ間も多く、そう寒くなかったので僕も少し出かけることにしました。
2015年初のお散歩ツーリングです。
今日の相棒はPCXではなくアフリカツイン。
目的地は長崎市の「道の駅 夕陽が丘そとめ」に決定。
202号線を通って長崎市へ向かう途中に「夕陽が丘そとめ」はありますが、ここまでのルートは美しい海岸線に沿って適度なワインディングが続く、ツーリングライダーにとっても人気なツーリングコースで僕も大好きな道です。
とりあえず服装はごついライダーズウエアじゃなく、アンダーウエアに普段着のダウンジャケット(笑)
まずは佐世保市から西海橋を通り、国道206号線を小迎交差点から国道202号線へ右折、次の川内交差点から左折して県道43号線へ。
ここで左折せず、まっすぐ202号を走って行っても同じところへ出るんですが、今回はショートカットすることにしました。
しばらく山沿いを走ると再び202号と合流します。
この三叉路を大瀬戸方面へ左折。
ちなみに左へ行くと大島造船所や、TOKIOの「鉄腕dash!」でも紹介された、めっちゃ甘いフルーツトマトで有名な大島トマト農園がある「大島」に行くことができます。
毎年春には大島トマト園でトマト狩りが楽しめます。
この三叉路を左折して鍾乳洞がある「七ツ釜」を過ぎ、西海町→大瀬戸町へ。
大瀬戸町あたりからコースは海岸線へとかわり、美しい海を見ながら走る「さいかいサンセットロード」に突入。
けっこう寒いですがとっても気分いいです。
今日は寒いながらも風が穏やかで海もきれい!
天気が悪くないせいもあり、この日もたくさんのバイクとすれ違いました。
みな冬の冷たい空気を切るようにバイクを走らせています。
アフリカツインはハンドルカバーはいまだ行方不明のため付けていませんが、ナックルガードで多少は指先の寒さは軽減されてる!?かんじです。
そんな気持ちのいいワインディングをしばらく楽しみ、ほどなく目的地の「道の駅夕陽が丘そとめ」へ到着。
ここは長崎市の道の駅第一号ということで、こじんまりとしていながらもきれいに整っています。
眺めも良い絶景ポイントなので、ツーリングやドライブで立ち寄る人も多く、今日はバイクだけでもざっと数えただけで50台ほど休憩していました。
飲み物でも、と思いレストランに行ってみましたが、営業時間は13:00まで。もう14時を回っていたので残念ながら閉まっていました。
売店の方は開いてるんだか閉まってるんだかよくわからないかんじ。でも店内入口には福袋が並び、お正月らしさを醸し出していました。
この「夕陽が丘そとめ」の隣には遠藤周作文学館があります。
ここは今でこそ長崎市ですが、市町村合併前は「西彼杵郡外海町」で遠藤周作の代表作のひとつ「沈黙」の舞台になった場所でもあり、この文学館が建てられたようです。
この階段を降りてすぐの立派な建物が文学館。直接車でも行けます。
自動販売機で熱い缶コーヒーを買ってバイクのところへ戻ると、興味をそそられるサイドカーが止まっていました。
ウラル・サイドカーです。
ウラルはロシア製のサイドカーで元々軍用に作られた2駆のサイドカー。その無骨なデザインは発売当初からほとんど変わらず、レトロでありながら頑丈で実用性も高くとってもかっこいいサイドカーです。
サイドカーは僕も大好きなジャンルで、うちにもCB1300SFのサイドカーがあります。
そのウラルに乗ってこられたのは、ビンテージスタイルのフライトジャケットをビシっと決めた、60歳前後のまさに好々爺、といったかんじの笑顔が素敵な方でした。
旅行がお好きのようで、よくご夫婦であちこち世界を旅されているそうです。
息子さんはなんとシリコンバレーで働いているらしく、そのせいでアメリカ国内もいろいろ旅されたらしく、楽しいお話をたくさん聞かせて頂きました。
いいですねぇ。実にうらやましい!
1時間ほどバイクや海外の事などいろいろ盛り上がり、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
お話をしている間にも、お友達らしい方々が何人もバイクでやってきて声をかけられていました。
そうこうしているうちに時間は16時を回り、そろそろ寒くなってきたのでそろそろ帰ることにしました。
なにしろ普段着なので、日が暮れるとさすがに寒さがヤバいです。
ということでウラルサイドカーの方にお礼を言い、またお会いできる事を願って帰宅の途へ。
短くとも楽しい、「さいかいサンセットロード」お散歩ツーリングでございました(^^)
今回のルートはこちら。
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