ルナちゃんもポンちゃんも、ずいぶん大きくなりましたよー。
ルナちゃんを見つけたのは去年の8月の終わり。
まだ残暑真っただ中の、暑さ厳しいよく晴れた日でした。
とある公園の石垣の奥に入り込んで必死ににゃあにゃあ鳴いていたその声が、まるで僕を呼んでいるかのように聞こえ、
「これも何かの縁だろう」
と連れて帰ったのでした。
我が家にきたばかりのルナちゃんはまだおびえていて、撫でようと手を出すと思いっきり引っかき「カッ!!」と鳴いて触られるのを嫌がり超警戒モードでした。
そこで犬猫大好きの妻が一日中、箱の片隅で固まってるルナちゃんをごねごね~ごにょごにょ~と触りまくって、なんと二日目にはすっかり慣れてしまってたのにはびっくり!
さすが犬猫好きはだてじゃあありません。
犬も猫も好きだけど、猫はひっかくから苦手~、なんて言ってたのにまったく凄いもんです。
ルナちゃんはまだ生後1か月くらいの大きさだったので、まず子猫用粉ミルクを与えて育てました。
トイレは躾られていたのか、最初から決まった場所でしかせずかなりのおりこうさん。
我が家にルナちゃんがやってきて間もなく、もう一匹子猫がウチのまわりに出没するようになり、ひと月くらいで家の中に入ってくるようになりました。
それがポンちゃん。
ノラ猫生活が長かったせいなのか、おなかがポンポンしていて大きかったので「ポンちゃん」です。
ポンちゃんは検査の結果、お腹に寄生虫がいたので治療してもらいました。
なんでもカエルとかトカゲを食べるとうつるそうです。
ルナちゃんは半年でこんなに成長
我が家に来たばかりの頃はヘルメットに入ってあそんでたのに、いつの間にかこんな大きくなりました。
なんだか少し貫禄が出てきたような(笑)
毛がもこもこしているので、そのぶん大きく見えます。
猫を飼うということ
僕は子供の頃から家に猫がいたのでそれなりに慣れてはいますが、田舎の猫は自由に外うろつくので、あまり育てた、という意識はなくどちらかというと”一緒に暮らしていた”という感覚です。
猫は犬と違い予防接種の義務もなく、しなければしないで済みます。
義務はない、とはいえ猫にも「猫エイズ」や「白血病」などの怖い病気があります。
またほっといてもどこかでごはんを食べてきたり、よそ様の家に上がり込み違う名前で呼ばれてたりと自由気ままだったりします。
犬は狂犬病やフィラリアなどの接種をする必要があるうえ、犬種によっては持病みたいなものもあったりするので、定期的な通院が必要です。
いつも気に掛けるぶん、ワンちゃんの方が愛情を注ぎやすいかも知れません。
ですが猫も小型犬と同様に15年くらい生きます。
猫はまるで住む家を見守るかのように、高いところに登ってじっと見下ろしていたりします。
まるで守り神のようですね。
猫は犬と違い番犬みたいなことは苦手です。
そっと人に寄り添ってるような存在だと思います。
犬も猫も一緒に暮らす以上、飼うというより「共に生きる」と考えてみたいですね。
ルナちゃんもポンちゃんも捨て猫でしたが、「拾った」じゃなく我が家に「来てくれた」♡と思っています。
犬猫に食べさせてはいけないもの
子供の頃一緒にくらしていた猫は、真っ黒い雌猫で「クロ」という名前でした。
その頃は味噌汁をごはんにかけた、いわゆる「猫まんま」を与えていました。
猫が食べてはいけないものがあるなんて、その頃は誰も知らなかったのでそれが普通でしたが、クロは何度も赤ちゃんを産み18年くらい生きたのでかなり長生きだったと思います。
なんでも食べてたように思いますが、自分で選り分けてたんでしょうか。
でも実は犬や猫には食べさせてはいけないものがけっこうあるそうです。
犬猫が食べてはいけない食材リスト
- ネギ類・・・玉ねぎや長ネギには猫の赤血球を破壊してしまう成分があります。ネギ類のエキスが入った料理もNG。
- イカ・・・生のイカを食べるとビタミンB1欠乏症になり、足腰がふらついたりします。加工品でも避ける。
- カカオ類・・・チョコレートやココアなど。テオブロミンという成分が中枢神経を刺激し、大量に食べると死に至る場合もあるようです。
- 牛乳・・・牛の乳は犬猫と比べ「乳糖」が多く下痢になることがあるそうです。ただし製造過程で乳糖を除去されているチーズやヨーグルトはOK。
- ぶどう・レーズン・・・原因不明の嘔吐、腎機能障害を起こす可能性があり死に至る場合もあるそうです。
- 生豚肉・・・寄生虫がいます。これは人間も同じですね。
- 塩分・・・犬や猫は汗腺が発達していないので汗をかきません。なので塩分は人間の1/3程度しか必要としません。
- ナス科の野菜・・・ナス科の野菜に含まれる「ソラニン」が神経に作用する毒性をもっているため、体が小さな動物が大量摂取すると危険と言われているそうです。ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモなど。
- ユリ科の植物・・・これは犬にも猫にも危険で、少しかじっただけでも中毒症状を起こす猛毒だそうです。ユリ、チューリップ、ヒヤシンスなどは家の中に置かないようにしましょう。ちなみにニンニクもユリ科なのでNGです。
- 堅い骨・・・鶏や鯛の骨はのどや消化器官を傷つける恐れがあります。
他にもアボガドやマカデミアンナッツ、キシリトールなども危険だそうです。
というか、牛乳あげたことあります(汗)
ルナちゃんたちは特に問題はありませんでしたが、個体差もあるんでしょうね。
※ただし一説には、この食べてはいけないものというのは、ペットフード業界が作り出したウソだという話もあります。真偽のほどは不明ですが。
発情期がきたー!
オス猫の場合は生まれて半年~1年くらいで発情期がやってきます。
メス猫の場合は早くて生後3か月、しかも年2~3回も。
オス猫の場合は発情期を迎える頃に、メス猫が出すフェロモンを嗅いで発情するようです。
そうなると落ち着きが無くなり、異性を求めて変な声で鳴きながらウロウロ。オス同士はケンカっぱやくなって、縄張り争いで少量のくっさいおしっこをあちこちかける「スプレー」をするようになります。
ルナちゃんがまさに今その時。
ポンちゃんも少し遅れて発情期に入りそうです(>_<)
スプレーされると、ほんとすっげー臭いです。臭いで頭痛くなるほどです。
でかわいそうですが去勢をする、という選択肢が頭に浮かびます。
猫は発情期の前に去勢をすると尿路結石になりやすくなる、と言う人がいますが、それは関係ないそうです。
オス猫は去勢するとおとなしくなって、あまりケンカもしなくなるので猫エイズや白血病などの伝染病にはかかりにくくなるというメリットがあります。
また発情期が来る前に去勢手術をしておけば、スプレー行為や繁殖行動を抑えられます。
そして何よりもルナちゃんやポンちゃんのように、捨て猫にされるかわいそうな子猫を増やさずに済みます。
とりあえずルナちゃんもポンちゃんもオスなので、ふたりの間に子供が生まれることはありませんが、いずれ去勢を考えています。
寒い間はあまり外出たがらないのでコタツ警備を担当、あったかくなったら「旅ぬこ」としてまた活躍予定です。
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